20 September 2017

大磯のアオバト

Early September, I went to Terugasaki rocky shore in Oiso to watch flocks of green pigeons come to drink sea water.  It's something I want to see at least once during a summer season! 



White-bellied Green Pigeons.  
夏の間はいつふらりと出かけても、カウントをしているこまたんの方にお会いできて、今年の状況や最近分かった事などを教えてもらえるのもうれしい。



It is a very rough sketch but this is the scene you will see there; a flock of green pigeon in the background of sandy beach with pine windbreak and Tanzawa mountain!  



アオバトのあの印象的なお尻の模様を描きたいと思うのだが、海水を飲むのは一瞬なので、その姿をとらえるのは難しい。



I did a lot of doodling!



Grey-tailed Tattler, sadly with a orange fishline entangled.  
岩場に降り立ったキアシシギ。一瞬、フラッグを付けているのかと思ったけれど、オレンジだしと思い、よく見たら、かわいそうに右足にテグスが絡み付いてしまっているようだった。スムーズに歩けずに、片足で飛び回るように動いていた。そのうちうまく取れてくれたらよいけれど……。

10 September 2017

三ツ峠の花と虫と

夏に久しぶりに山に登った。長らく引き蘢って、まともに歩くことすらしていなかったので、もちろんアルプスなどに挑めるはずもなく、ハイキング気分で三ツ峠に。しかも生き物を見つけては立ち止まり、スケッチしているので、5歳くらいの子にすら抜かされていく。
Sketches from Mitsutouge mountain in the end of August.  



I spotted a wild colombine near the top of the mountain.  
ヤマオダマキ。冬から春にかけて取り組んでいたプロジェクトでオダマキ属の花を描いたので、いつのまにか親しみを感じはじめた花。山頂付近で一輪だけ咲いているのを見つけた。やっぱり野生のを見つけたときはうれしい。



テンニンソウの花に集まるアサギマダラ。
Chestnut Tigers and a Peacock.  
The Chestnut Tiger is a migratory butterfly.  There were many of them feeding on flowers to get the energy which was a perfect chance for me to draw.



あまり細部にはこだわらずに、ざっくり雰囲気を描いてみた。



ちょっと花の時期が終わりかけで、きれいに咲いているのを探すのに苦労したレンゲショウマ。



見た目はスズメバチだけれど、よく見ると触覚や目、足の雰囲気は蛾。動きもいかにもハチっぽい。どうやらスズメバチに擬態しているセスジスカシバという蛾らしい。毒を持っているなど危険な生物に似ることで、天敵からの補食を避ける、ベイツ型擬態の典型例。





タマゴタケ。顔を出したばっかりのと、開いたのと。



河口湖周辺でムササビも見た! 
Japanese giant flying squirrel.

6 September 2017

渡りの季節

9月。だらだらと8月の夏気分を引きずっていないで心機一転何かしなくてはと感じるのは、3年間9月はじまりのイギリスにいたからだろうか。涼しい日がつづいて、すでに秋らしい雰囲気になっているからだろうか。



I believe today, September 6th, is the World Shorebirds Day.  So I will put up my drawing of Turnstone from the other day.  In my area, it is not so easy to find plovers and sandpipers as there are only little mudflats and very few paddy fields.  But I could still find some and be aware of the migration season.  



I saw three common terns, too.
天神島でアジサシ3羽が岩礁で休んだり、ホバリングして魚をとったりしていた。
笠島にアオサギがたくさんいるので、試しに適当に数え始めたら77羽確認できた。数え損ねていたり、見えていない部分にいた個体も考えると、90羽近くはいたに違いない。



葉の手触りが本当に猫の舌に似ているというネコノシタ。『花のおもしろフィールド図鑑』でおすすめされているように動物の猫の舌の実物を触ってから、とはいかなかったので、葉のざらざらに触れてはみたものの、比べようはなかった。残念。

30 August 2017

きょうは たびびより

わたしの3作目の絵本『きょうは たびびより』が福音館書店の「ちいさなかがくのとも」シリーズ10月号として出版されます!  
発売は9月5日頃、雑誌扱いの月刊誌なので9月いっぱいは書店に置かれていると思います。定価420円(税込)。
My third picture book, "A Perfect Day for Traveling (in Japanese)" will be out in a few days from Fukuinkan Shoten Publishers, Tokyo, Japan.  



題材はヒヨドリの渡り。真鶴半島でヒヨドリの渡りを見たとき、海に飛び出そうとしては戻ってくるヒヨドリの群れの動きを見て、あの光景を表してみたいと思った。「群れ」が主人公という、絵本としては冒険的な内容で、鳥たちの会話で話が進むという科学絵本としては変わった形式なので、子どもたちにどういう風に受け取られるか、ちょっと心配だ。でもそういう内容だからこそ、話の展開にはずいぶん頭を悩ませ、最後の最後の校正時まで、編集者と言葉を検討した。





It is a story of the Brown-eared Bulbuls' migration.  
The Bulbul is one of our common birds and can be seen all year around in most part of Japan. But some of them migrate within the country. Since they migrate during the daytime, we can actually see them flying in flocks in autumn and spring. The story is set at a tip of a peninsula, from where birds must cross the open water. At those points, many birds gather to avoid the risk of predation and make a huge flock. 
I wanted to draw the huge flock and its movement.   It was a challenging story to to make because the protagonist is not an individual bird but the entire flock, something difficult for kids to understand.  



I created the flock of bulbuls with hundreds of rubber stamps!
ヒヨドリの群れは消しゴムはんこで描いた。つい100種類の以上ものヒヨドリを作ってしまったのだが、絵本をよく見れば、同じ判子の鳥があちこちにいるのがわかるはずだ。



お話を考えてついてから、何度も真鶴半島に出かけて渡るヒヨドリを観察した。半島からいったいどこへ渡って行くか気になって、海へと飛び出す群れを崖の上から望遠鏡で追うと、どうも伊豆大島方向へ飛んで行くように見えた。
たしかに地図を見ると、本州の西へ行くのであれば、なにも海へ出なくても伊豆半島を横切ればよさそうだ。
でも、そんなに何千羽もが伊豆諸島へ渡っているのだろうか。ヒヨドリというこんなに身近な鳥ながら、それすら知らないことに気付かされた。

絵本を作るにあたり、ヒヨドリの渡りの科学的な事実関係については農研機構研究員の山口恭弘氏にいろいろと教えていただき、津軽海峡を渡るヒヨドリの群れを船で追ったときの体験談も伺った。いつかわたしも真鶴半島を飛び出す群れを追ってみたいものだ。



Sketches of stuffed specimens at Abiko City Museum of Birds.
飛んでいる鳥はじっくり観察・スケッチできないので、我孫子市鳥の博物館で飛んだポーズの剥製を見せていただき、スケッチした。下はヒヨドリの骨標本のスケッチ。
他にも、渡るヒヨドリの写真資料をいただいたり、他地域でのヒヨドリの渡りの様子についてのお話を伺ったりと、この絵本でもまた多くの方にお世話になった。



とうとう3冊目の絵本が出た。
絵本は最初の1冊が出せるかというハードルの高さはもちろんだが、なかなか次々とは作り続けられないので、3冊出せてようやく「絵本作家」と呼べるのだと誰かが言っていた。だからこの本が出せたのは、ことさらうれしい。
これで万が一、わたしが新聞沙汰になったとしても、「自称イラストレーター」ではなくて絵本作家と書いてもらえるだろうか(笑)。

22 August 2017

Starting Instagram

インスタグラムをはじめてみた。
I am always slow to catch up with trends and technology and by the time I start something, the world often moves forward to new things.  So how will it be this time?  I created my Instagram account!   




インスタはスマホで撮った写真をその場でアップするという性質なので、パソコンでの画像アップは、工夫しないとできないらしい。普段のやりとりにパソコンを使うというのは既に時代遅れなんだなあと気付いてしまった。
インスタは一枚の画像がメインという媒体なので、これからもこのブログがわたしの活動報告の基本にはなる予定だ。インスタに画像があがったら、ブログが更新されている印かも。

There are too many SNS these days and it is impossible to update and follow all of them.  So my main posts will still be this blog but I will be putting one or two images from the article to the Instagram to say hello to who is there and do not want the trouble to come to my blog.  



ツチグリとオチバタケ。8月前半が雨ばかりだったせいか、森はきのこがいっぱいだった。



The look and the colour of mushrooms make me want to work in acrylic for some reason.  

17 August 2017

ニコン サステナビリティ報告書

ニコンのサステナビリティ報告書の表紙画を作らせていただいた。 ニコンが活動を支援している日本自然保護協会の赤谷のイヌワシだ。去年、赤谷の森でイヌワシの雛が育ったことを記念して三星鷹(幼鳥)にしてみた。



I made a linocut print of juvenile Golden Eagle for Nikon's Sustainability Report in 2017.  



It was created in four colour, reduction method.  
I always find it difficult to choose the right colour for the green forest and blue sky of Japanese scenery.   Green and blue scenery is beautiful to look at but when I try to paint it with pigments, the two colours seem to compete with each other and do not settle nicely together.  It may be because pigment blue can never be as transparent as the blue in the sky. But for this print, I am satisfied with the combination of the two colours... at least for now!
  

13 August 2017

Summer Garden

Our "rain garden," or a little patch of land in front of our apartment, has been overgrown with tall grasses. Some people would say that we need to tidy up, but I love it looking very summerly compared to the spring time.



春はタンポポやムラサキケマン、カラスノエンドウ、スミレが咲いていた一角が、いまはタカサゴユリになっている。ちょっと枯れ気味ではあるけれど、イヌワラビとドクダミは健全。
今日見たらタカサゴユリが咲き乱れていたので、もうちょっと待ってから描けばよかった、とも思ったけれど、描いたのはスケッチにちょうどよい涼しい日だったので、まあいいか。

28 July 2017

夏祭り

I had finally submitted the artworks for my third picture book of the year and got some free time!  It was such a relief to finish it as I had been working under a very tight schedule since last autumn.  I will write about my projects sometime later, but for now, I need a break!  
大きな仕事が一段落したので、近くの公園のお祭りにスケッチブックを持って出かけた。仕事が終わっても、結局絵を描いているのだが、ふらりと出かけて、好きなものだけを描けるのはうれしい。しばらく彫らなくても摺らなくてもいいのもうれしい。



We had the summer festival in the neighbourhood this evening.  All the kids from the area gathered at a local park.  I didn't know that there are that many children in this area!    



スーパーボールすくい。
住宅街の真ん中の小さなお祭りなので、地元の人々が出す健全な焼きそばやかき氷、スーパーボールすくいのお店などしかない。




A little girl in Yukata, a traditional summer dress.  



先日、横須賀美術館に展示を見に行ったら、ちょうど走水神社のお祭りをやっていたので、ついでにのぞいてきた。海のお祭りを見るのははじめてだった。
神社からはじまり、御神輿が周辺の地区をまわって神社に戻るという祭りのようで、地区から地区へと渡す間は船に御神輿をのせて海を通る。



Last sunday, I happened to see a part of the summer festival of the Hashirimizu shrine in Yokosuka.  They carry the Mikoshi (a portable shrine) around the local villages and the sea.    



In this sketch, I tried to capture the scene when local men rush to the boat, which carried the Mikoshi across the sea,  to welcome the god and carry it to their village.   

観音崎公園の池の上には、コシアカツバメが数羽、飛び交っていた。

25 July 2017

ジャコウアゲハ

あまりに仕事が忙しく家に缶詰になっていたところにジャコウアゲハの蛹をもらった!  蛹を机の前に置いて作業をしていると、どうも受験勉強を思い出してしまう。
何とも不思議な突起のついた黄色い蛹だった。



Chinese windmil(Byasa alcinous)'s chrysalis. 
On the night of the 9th July, its colour turned really dark so I expected it to emerge next morning and set the alarm at 6 o'clock.  But it woke up earlier than me...  
It was already a butterfly when I jumped out of futon.  Why didn't I think of getting up a bit earlier?    



エネルギー不足だと、大事な瞬間を見過ごす。朝起きたら、すでに蝶になっていた。
羽根が白っぽいので雌のようだ。



ジャコウアゲハの名前は、麝香のような香りがすることに由来するというが、それは雄の成虫のみのようで、この個体は雌だからかとくに匂いはしなかった。



窓を開けたら、ふわふわと青空に飛んでいった。

先日、自然観察をしていて、ジャコウアゲハが卵を産むような仕草をしているのを見かけた。蝶が飛び去った後に、そっとそのあたりのウマノスズクサをめくってみたのだが、どこにも卵はついていなかった。なんだったのだろう。

22 July 2017

里山の鳥たち

日本野鳥の会神奈川支部からのお仕事で、神奈川の里山で見られる20種の鳥を入れた絵を描いた。久しぶりのアクリル画だった。
神奈川支部が大口の寄付を受けたことにより立ち上げた記念事業の一環でつくったもので、この絵のポスターは県内の十数カ所の小・中・高等学校に寄贈され、子どもたちに毎日、見てもらえるようになる。



I was commissioned to paint this Satoyama environment with twenty bird species by Kanagawa local group of the Wildlife Bird Society of Japan. The printed posters of this painting will be given to a dozen of schools and displayed at corridors or staircase landings, where children can have a look at it every day.



最初の色校風景。紙によって発色が異なるので、まずは刷る紙を決めた。印刷会社の方とお話できたのは初めてだったので、いろいろ勉強になった。



贈呈式の様子。(写真は神奈川支部提供)



子どもたちは絵を見ながら鳥の種名を言い当てていたそうだ。(写真は神奈川支部提供)



It was printed as postcards, too!