17 April 2018

Spring sketches

This blog post of my spring sketches has been in the draft for so long but I am finally publishing it.   



アブラチャンの花。小さいけれど、個性的でかわいい。



This was the full moon before the Easter.  
ずいぶん時間が立ってしまったが、寒竹孝子氏の文で、箕輪義隆氏の絵による『つばめのハティハティ』の原画展を見に三浦半島の津久井浜にある「うみべのえほんや ツバメ号」を訪ねた。この絵本は、科学的事実に基づいているけれど物語があるという、わたしが目指しているジャンルの本なので、企画・編集をされている川嶋隆義氏のお話をぜひ聞きたかったのだ。絵本は、決して型通りに作れるものではないので、それぞれの本が出来上がるまでの話は、それぞれにおもしろい。編集していく過程でお話や入れるイラストがどう変わっていったかなど、色々な裏エピソードを聞くことができた。
またこの絵本屋さんには「ツバメ号」の名前通りにアーサー・ランサム関係の本もおかれていた!
会期は5月6日まで、今週の日曜日には箕輪さんのツバメのお話もあるので、ご興味のある方はぜひ。



津久井浜まで行ったので、海岸まで散歩。冬にはカモメ類が集まるココス前まで歩いたけれど、カモメ類もミユビシギも見かけなかった。代りに見つけたのが、浜に打ち上がっていた、これ。ドチザメかな?



アカフジツボ。



Meadow Bunting.



一昨日、家の近くの林で、もうキンランが咲いていた。

9 April 2018

いすみ鉄道

タイの友人たちが東京に来ていて、いすみ鉄道に乗りたいというので、みんなで五井から小湊鉄道、いすみ鉄道を乗り継いで、大原まで房総半島を横断した。
あちこち途中下車してのんびり散歩やスケッチをしたい風景だったけれど、通しで乗ろうと思うと電車の本数が数時間に一本なのでなかなか難しい。



I went riding Kominato and Isumi trains with my Thai friends.  Most of the sakura trees were already with green leaves but the double-flowered sakura and the oilseed rape flowers were in full bloom.  We spotted the Japanese pheasants several times and some Dusky Thrushes.  
I was hoping to see the Grey-faced Buzzard, which is a summer visitor and breeds in this kind of paddy field countryside but I did not even hear its characteristic call.  It was maybe a bit too early in the season.     



上総中野のけよけよ市で、タケノコご飯やタケノコの天ぷら、おでんのお昼ご飯。「けよけよ」というのは、「食えよ、食えよ」や「食べていきなよ」という意味の方言だという。
At Kazusa Nakano. Below is my mum sketching us waiting for a train.   



We got off at Kazusanakagawa and walked almost four kilometres among the paddy fields, through the tunnel, to visit Gyoganji temple. 
The temple has stunning carved ranma, panels between the top of the sliding door and the ceiling which brings light and breeze into the room.  Three of ranma in the room were carved by a sculptor called Nami-no-Ihachi and were the design of dynamic waves,  just like Hokusai's Great Waves off Kanagawa.  
As a matter of fact, it is said that Hokusai got the inspiration from this ranma and made that famous Ukiyoe print.  
The interpreter at the temple showed us one of the ranma carving from the back side and there, we could find waves in exactly the same shape as Hokusai's design.  

上総中川で下車して行元寺も訪れた。左右に田んぼしかない道を延々と歩いたところにあるのだが、秘宝の多いお寺だ。
かやぶき屋根の建物に、「波の伊八」の名前で知られる、房州生まれの武志八郎信由が彫った波の欄間彫刻がある。これに北斎が影響を受けて「神奈川沖浪裏」の浮世絵を作ったと言われているものだ。実際に比べてみると北斎の絵と波の形がそっくりな部分がある。

波をあんな風に真横から見た構図を最初に描いたのは、北斎ではなくて「波の伊八」だったということだ。そしてわたしも、北斎の絵に影響を受けて、『きょうは たびびより』のヒヨドリが波間を飛ぶシーンの構図を作ったりしている。
「波の伊八」は行元寺から九十九里の海岸まで馬で出かけて行き、馬に乗ったまま海に入って波を見たと言い伝えられているらしい。「神奈川沖浪裏」の絵を見る度に、東京湾にあんな荒い波が立つことはまずないのにと思っていたのだが、実は九十九里の波だったというわけなのか。

1 April 2018

風景の中の鳥たち 東郷なりさの作品展

今回、新潟に行ってきたのは、「ビュー福島潟」の方からお声がけいただいて、5月に個展をやらせていただくことになったからだ。
I am going to have a solo exhibition at a nature centre, "View Fukushimagata," in Fukushimagata Nature reserve in Niigata.  
The building designed by Jun Aoki, has a cylindrical shape tapering down to the bottom, and inside there is a helical walkway to climb all the way up. The space where I exhibit my works is a circular gallery on the fifth floor. 



『風景の中の鳥たち 東郷なりさの作品展』
日時:2018年5月12日(土) - 6月10日(日) 9:00-17:00
※月曜休館 ※入館は16:30まで
場所:水の駅「ビュー福島潟」5F 企画展示室
(新潟市北区前新田乙493)
入館料がかかります(一般400円、小中高生200円、未就学児無料)。
鳥のいる風景を描いた水彩画、版画の作品や、自然科学絵本の原画など約40点を展示する予定。






福島潟たよりの春号の表紙にも、DM用に作った絵を使っていただいた。
絵はハガキサイズの2倍という大判の消しゴム判子シートを使って、リダクション法の版画で作った。



愛鳥センター紫雲寺さえずりの里などにも、すでにDMなどを置いていただいていた!

30 March 2018

越後姫

We went strawberry picking as well! 
新潟が誇る「越後姫」は今が旬ですよ! という福島潟のスタッフの言葉にそそのかされて、苺狩りに寄り道。



日曜版に連載されていた荻原浩の『ストロベリーライフ』をずっと読んでいたので、その世界を体験するようでおもしろかった。
何と言っても、完全に熟してから摘んで食べる苺がこんなにおいしいとは。小説の中の恵介が言う通りだった。
同じ越後姫でも、道の駅で買ったものはこんなにおいしくなかったので、やっぱり摘むタイミングと食べるタイミングなんだろうな。






夕日が海に沈む。日本海側に来たんだな。
The sun sets over the Japanese Sea. 

29 March 2018

春の新潟の花と鳥

Flowers and birds sketches from Niigata trip. 



Asian skunk cabbage.  
胎内市地本のミズバショウ。海岸から2キロ、標高8メートルの湿地地帯に咲いているので時期が早く、3月下旬はちょうど咲き始めだった。



Japanese Waxwing!  
林床一面になっていた赤いヤブコウジの実を、地面に降りて食べていた。いくつか食べると、すぐに枯れ木に上がり、しばし休憩&ウンチタイム。そしてまた地面に降りて実を食べることを繰り返していた。地面に降りているイメージがまったくなかったので驚いた。



In the morning, we encountered a flock of nine waxwings. They often perched in shadows but this one was in sunshine and its orange colour was so beautiful. 






A male Bullfinch. 
たくさんのカシラダカやマヒワ、イスカ、アトリ、キクイタダキなど、関東ではそう簡単に見られない鳥も見られた。逆に3日間、それなりに鳥に気をつけて見ていたのに、ツグミやモズ、ジョウビタキを全然見かけなかったのが不思議だった。




少し山の方へ林道を登ると、キクザキイチゲやショウジョウバカマが咲き始めていた。

28 March 2018

春の福島潟

打ち合わせと取材を兼ねて、福島潟を訪ねた。
本当はヒシクイのいる時期にと思っていたのだが、旅行を計画した時にちょうど風邪で寝込んだり、忙しかったりで、何度も予定変更をしてのびのびになってしまい、気付けば春になってしまった。
I visited Fukushimagata Nature reserve in Niigata.  The scenery was beginning to look like Spring but the mountains were still covered by snow and there were more winter birds than summer visitors.   



ビュー福島潟の5階あたりから。葦原の上をずっとチュウヒが飛んでいた。



潟来亭でおじいさんたちが雀焼きを作っていた。昔、スズメをこういう形で焼いたことから、小魚を背開きにして何匹も並べて串刺しにして焼くことも「雀焼き」と言うのだそうだ。魚は福島潟で採れたもので、ギンブナ、マハゼ、モツゴのようだ。



Ducks in the evening.  I was hoping to see the mountain turning pink with the setting sun but the west sky was crowded for it.   

朝、カンムリカイツブリが2羽、顔を合わせて首を上下させたり、揃って泳いだりと求愛しているところが見られた。



Trying out a dip pen made of reed.  
葦ペンという物が作れると知ったので、福島潟の枯れた葦から作ってみた。とりあえず何か描くだけなら、簡単にできる。ただ内側にインクがしみ込んでしまうので、色替えは難しそう。先割れしないようにするのがちょっと難しいが、それも葦ペンの味かもしれない。尖り具合を調整すれば太い線を描くペンも、細いペンも描くペンもできそうだ。

23 March 2018

東郷まどかピアノリサイタル2018

伯母が横浜の戸塚で4月27日にピアノリサイタルを開く。「物語・絵画と音楽の出会い」として、エピソード性のある曲目を集めたようだ。



I made this leaflet for my aunt's piano recital in Totsuka, Yokohama in April.  She will play Mussorgsky's "Pictures at an Exhibition" so I designed it to look like a gallery.  

シューマンの蝶々(Papillons)はジャン・パウルの小説『生意気盛り』の最後にある仮面舞踏会の部分に着想を得たとされている。それに沿ってわたしが描いた12枚のイラストも、演奏中に上映される予定だ。このジャン・パウルの小説は、何とも突拍子もない記述が多く、視覚化するには吹き出すような内容ばかりで苦労した。



I also illustrated twelve scenes for twelve pieces of Schumann's "Papillons," which Schumann created inspired by the Jean Paul's novel "Flegeljahre."  They are going to be shown on the screen while Madoka plays the piano.  



One of the twin brothers, Vult.



Piece No.3, when a giant boot entered the masked ball party.  

15 March 2018

Lapwing Sketch Day

先日、ヒヨ吉さんにお誘いいただき、タゲリスケッチに連れて行っていただいた。



In the afternoon when the sun shone from lower angle, the lapwing feather turned  beautiful green and red and purple.  It looked like those Thai silks which are woven with different colour strings and has different sheens depending on the angle you look at it.        



途中、数時間は別の所で探鳥もしたものの、朝から夕方までひたすらタゲリを観察し続けた。始めはなかなか形が取れず、ずいぶん苦労したけれど、何度も描くうちに何となく、どういう線がタゲリらしいのかが見えてくる気がした。
風の強い日だったので、ほとんどが風上を向いてばかりいたのだが、たまに鳥が風下を向くと、冠羽が逆立っておもしろい。



Preening lapwing.  
お借りしたカーウィンドマウントがとても使いやすかった。欲しいなあ! 



Doodling with brush pens.  When it is not convenient to use water colour, like this occasion of sketching from a car, coloured brush pens are very useful and fun to play with.   



ヒヨ吉さんが「あれ、カシラダカのさえずり?!?!」とおっしゃるので、辺りを見回したのだが、見つかったのはこの雄のモズ。しばらくしたら、ルリビタキのさえずりになった。色々な鳥の鳴き声を真似て、きれいにさえずっていた。近くに雌がいたので、どうやらアピールしていたようだ。



There were four female Japanese Pheasants walking among the undergrowth.  

13 March 2018

ダイヤモンド富士

今日はうちの辺りがぴったりダイヤモンド富士の日だった。



The sun set right on top of Mt. Fuji today!  
午後中ずっと西の空は花曇りで、丹沢さえもあるのかよく分からないほどだった。あまり期待していなかったのだが、17時半頃、外に出てみたら、薄ぼんやりと富士山が見えた! 太陽の位置が高いと光が拡散して何も見えないが、山の向こうに沈みかけると、シルエットが浮かび上がってくる。



Brown-eared Bulbul.  
日曜日は久しぶりに横浜自然観察の森の鳥のくらし発見隊に参加した。そろそろ冬鳥がいなくなる時期。



Hawfinch's bill was still pinkish rather than grey for breeding plumage. 



ツクシ。そこら辺りに普通にありそうなのに、いざ探そうと思うと意外に見つからなかった。自然度が高すぎても、都市化し過ぎていてもだめで、昔から何となく人の手が入った農耕地の片隅のようなところにあるイメージだろうか。

5 March 2018

パール大山



3日の朝6時半、かろうじてピンク色の富士山と、大山に沈む月が見えた。ウグイスがさえずろうとして、ぐぜっていた。
計算上は今朝あたりにパール富士になるのではと思ったが、月は満月を過ぎ、落ちる時刻が朝日が昇るよりも早くなってしまうので見られない。ダイヤモンド富士以上に見るのは難しいのかもしれない。
そもそも今朝は天気が悪くて、大山すらもよく見えなかったけれど。




The Little Egret was perching on a weeping cherry tree.  It made a nice composition and I wished I had better skill using sumi ink.  



Tufted Ducks.  I forgot to bring my pencils and was forced to draw with a pen!  



明日から新宿御苑のインフォメーションセンターで日本ワイルドライフアート協会の展示がはじまります。

◇◆◇ 日本ワイルドライフアート新宿御苑展2018 "日本の四季と生きものⅡ" ◇◆◇
会期: 2018年3月6日(火)~3月11日(日)09:00~16:30(11日は15:00まで)
会場: 新宿御苑インフォメーションセンター1F アートギャラリー
※入場無料

わたしも女視展と2点被りますが、3点を出しています。明日(6日)の午後は展示当番で会場にいます。
多くの作品が集まって見応えある展示になりました。