21 December 2015

ナンキンハゼとカラ類

13日に行われる予定だったフィールドスケッチ会は雨で中止になってしまった。鳥を見ているだけのときは気にならない小雨も、その中でじっと座り、紙が濡れないよう気を配って絵を描くにはちょっと面倒くさい。だから公のイベントであるフィールドスケッチ会は、降水確率が50%以上ならばやめる事にしてしまっている。雨なら雨の日なりに、湿気った紙で水彩が普段と異なる効果を出すのがおもしろいのだが。そしてフィールドで絵を描き慣れているイギリス人のアーティストたちからは、数ミリの雨で中止にするなんて腰抜けだって言われそうだけれど。



Japanese Tits and Varied Tits were eating Chinese tallow's seeds at nearby park.
スケッチをしようと意気込んでいた日でもあり、小雨だったので、少しだけ近くの公園を歩いてきた。カラ類が熱心に何かの実を食べている。どうしても何という実だったか思い出せなかったので、地面に落ちていた枝を家に持ち帰ってきた。



大きな枝を見て、さっそく「それ、ナンキンハゼじゃない?」と母。
(なんで母がこんな実の名前を知っているんだ?)
「だって一昨年のお正月に散歩したときに、白い実がたくさんついている木があって、ナンキンハゼだとTingが教えてくれたんじゃない」っと。
当時のわたしはなんでナンキンハゼの実を知っていたんだろう。そしていつの間に忘れてしまったのだろう。
怖くなったので、しっかりスケッチした。これできっと忘れない。

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