29 June 2006

幼鳥がいっぱい

 なかなか進まない免許の教習も、ようやく高速道路の走行まできた。高速教習は朝と昼にしかやっていないうえ、土日は予約がとれないので、思いきって学校をさぼって受けてしまった。
 その行き帰りに、また平戸永谷川をのぞいてきた。カルガモ、カワセミ、ハクセキレイ、スズメ、アオサギの幼鳥を見つけた。巣立ちの季節だ。



居眠りするスッポン。



しまとら猫さんが教えてくださったカルガモの幼鳥2羽をついに発見! ずっと下流にも、だいぶ大きくなった4羽の若鳥がいた。成鳥よりひとまわり小さく、まだポケポケの毛が残っていてかわいい。


阿久和川と平戸永谷川の合流点で、アオサギの成鳥1羽、幼鳥4羽を見つけた。近くにあったコロニーに今年はきていないのだが、これだけ幼鳥が見られたということは、どこか別のところで営巣しているのかもしれない。

24 June 2006

平戸永谷川

 午前中、必死でレポートをやっていたのだが、どうがんばっても今日中には終わらないことが判明。あきらめて平戸永谷川へ行ってきた。数日前まで、今日は雨という予報で、絶好のレポート日よりだと思っていたのに憎らしいほど晴れている……。
 しまとら猫さんの情報で、カルガモの幼鳥を期待して行ったのだが、ついに見つけられなかった。でも環状2号線下流に新しくできた遊水池でコチドリ4羽、ハクセキレイの若鳥を見ることができた。今は、ちょうど草が少し生えた湿地の状態で、鳥にとってすばらしい場所になっている。ゆくゆくはゲートボール場やテニスコートが作られると聞いたが、この湿地のままで残してもらえないものだろうか。



アシに隠れながらも、首を伸ばしていたアオサギ。

22 June 2006

ゴイサギ

  6月18日、横浜自然観察の森に行った帰りに、わたしのいつものフィールド、平戸永谷川に寄ってきた。戸塚、大船を流れている柏尾川の上流だ。「いつものフィールド」などと言っておきながら、ゴールデンウィーク以来、行っていなかった。久しぶりの川はアシが茂っていて、もう完全に夏の風景に変わっていた。朝の雨のせいか流れが速い。ゴイサギの幼鳥、ホシゴイがアシの中でじっとしているのを見つけた。



ホシゴイだけでも十分ラッキーなのに、少し下流で成鳥も見ることができた。川の中をのぞきこんでいて動かないので、双眼鏡でも十分スケッチができた。


17 June 2006

コシアキトンボ

 多摩動物公園での植生調査に学科の仲間と参加してきた。調査に参加というよりは、調査のやり方を習ってきたという感じだ。15m×15mの方形枠を作り、その中の植物を高木層、亜高木層――と階層ごとに分けて被度と群度を調べていく。ブラウン・ブランケ法というそうだ。

 花も実もない時期で、葉と幹で木を識別しなければならないのが難しかった。そして何よりも、被度と群度の評価は感覚で行うので、その感覚をつかむまでが大変そうだ。調査中、キビタキがずっとさえずっていた。



 調査地近くで、死んでいるトンボを見つけた。図鑑で調べたら、コシアキトンボの♀だった。腰の白い♂はよく知っていたのだが、♀はこんな黄色い腰なのか・・・。
トンボの透けた翅を、うまく描きあらわしてみたい。

14 June 2006

芝崎

6月10日に葉山、芝崎の海辺の自然観察会にアシスタントとして参加してきた。



わたしが見つけたイワガニ。ヒライソガニとオウギガニばかりだったので、当たりを引いたようにうれしかった。少しはわたしも、磯の生物を見つけるコツをつかんだかな。



テリハノイバラとハマヒルガオ。芝崎の真中にある土の小山に咲いていた。

 芝崎での観察のあと、しおさい博物館へ行った。高校3年で生物の分類を習ったので、海綿動物、刺胞動物と、芝崎で見てきた磯の生物が分類されている展示がよくわかり、おもしろかった。2年前に同じ展示を見たときと、理解度が全然違う! 受験勉強でつめ込んだことも、こうして見られると実感が湧く。

12 June 2006

ごあいさつ

自分のページを作ってみたい、と言いながら、なかなか一歩を踏み出せなかったのですが、ようやく始めました。
毎日とはいかなくても、こまめにスケッチなどを載せたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。


富士山で見たモズ



冬鳥のイメージが強いアオジがさえずっている! 標高が変わると鳥も変わる……。

6月4日の学生バードソンに参加し、まる1日富士山周辺→酒匂川→照ヶ崎と鳥を追いかけてきました。アメリカの「ザ・ビッグイヤー」ならぬ「ザ・ビッグデー」。種数を数えることが目的の鳥見はしてこなかったので、バーダーの世界が新鮮でした。でも、わたしはやっぱり、スケッチできるくらい、じっくりと観察したいです。