30 May 2010

種を拾う



虎の目なるタイ語名がついている実。
Dysoxylum macrocarpumかもしれない。



モダマの鞘の一部とDipterocarpus属の種子。
モダマの種は残念ながら見つからなかったけれど、絵のような鞘だけは拾えた。ITOさん、いかがですか(笑) 



風が吹くと空からくるくると落ちてくるShorea属の種子。

29 May 2010

ヤマキヌバネドリ

"Ting! I saw Trogon!" My fried called me from the road when I was a few steps in the forest. My heart began to race.




Orange-breasted Trogon
A few minutes later it came back and fortunately stayed at the same branch for more than 20 minutes. Its feathers looked so smooth like velvet.

Khao Yaiの草原

My Thai friends took me to Khao Yai National park for two days. It was my second time to visit there after nine years.

森の中を Vernal Hanging Parrot(ミドリサトウチョウ)やBlack-naped Monarck(クロエリヒタキ)、Asian Fairy-bluebird(ルリコノハドリ)、Hill-blue Flycatcher(ミヤマヒメアオヒタキ)などを見ながら歩いた。
ふと目の前が開けて草原にでた。



Ashy Wood-swallow(モリツバメ)やBarn Swallow(ツバメ)が飛んでいる。この時期、まだタイにツバメがいるということは……?



こんな熱帯地域でまわりは森林なのに、どうして草原のまま保たれているのだろう、と疑問に思い聞いてみたら、毎年ここは火入れをしているとのことだった。もともと国立公園になる前は農地だった場所で、動物が塩場、餌場として使っており、観察によい場所だったために、公園設立後も遷移の進行を止めているのだという。
赤い部分が塩場で、アジアゾウやガウル、サンバーの足跡がついていた。

28 May 2010

Watercolor

Another purpose of my visit to Thailand was to take the art lesson from Aj. Kamol Komolphalin, a most renown bird leader and wildlife artist in Thailand. When I began to watch birds nine years ago, I joined Nature Trails' bird watching tour to Khao Yai and was fascinated to see him drawing birds so quickly in front of us using the scope. That was when I started to try field sketches like Aj. Kamol.



Mangosteens, cucumber, turnip and jam bean from the class to learn about light and shadow.



A kind of Bat plant (Taccaceae). Although the lesson was held inside the house, he always told me how to see the object as if in the nature and not to draw it like still-life painting.



7日間のレッスン中、Aj Kamolのお家に入り浸っていた。学生時代に描いたという絵や、何十冊に及ぶフィールドノート、各地の図鑑や拾ってきた植物などを見せてもらい、たくさん果物を食べさせてもらい、憧れいっぱいに帰ってきた。

17 May 2010

サトー

アメリカのハリケーンアイクにしても、今回のバンコクの闘争にしても、わたしが数日前までいた場所が大変なことに・・・。無事に帰れたことにホッとしつつも、微妙な心境だ。



ネジレフサマメ(Parkia leiophylla)
キタカササギサイチョウがサトーの木に止まっていると言われ、指差された方角を見ると、目に入ったのは、木からぶらさがるピンク色のボンボンだった。後から調べてみたところ、これは花らしい。
南部から帰る日、道端の屋台で売られるこれが、あのサトーの豆だ、と知人が教えてくれた。興味深々で見ていたら、運転手が屋台の人に一粒豆をもらってくれた!
食べてみると、どうも知っている味・・・ようやく、料理に入っている臭い豆だということがわかった。
たくさん食べると、次の日、汗がサトーの臭いになるらしい。だからバンコクの人は、好んで食べないのだという。



Oriental Pied Hornbill(キタカササギサイチョウ)
南部にはよく似たSouthern Pied Hornbillという種もいるが、これは尾羽の裏側に黒い部分があるので、Orientalなはずだ。
尾の裏をしっかり確認するのは、なかなか難しい。

13 May 2010

サイチョウの森

Klong Ya was a forest of hornbills, kingfishers, fish-eagle and sea-eagle.



Great Hornbill
はじめてしっかり姿をみたオオサイチョウ。イチジクの実を食べていた。
卒論のための勉強で読んでいた、種子散布の論文の世界が目の前にある!

朝のもやの中、ゴ、ゴ、ンゴというサイチョウの声が響いていた。体長122㎝もあると、熱帯の高い木の上にいても、ボートから肉眼で見つけられる。

12 May 2010

Life in a floating house



Everything is on the lake except for the toilet since there are only small dry open patch on the bank which is unstable.
Instead of taking a shower, we swam in the dam lake, getting suntan. The lake was so deep that I couldn't touch the bottom.




ปลาลำปำ
検索してみたところ、どうやらシルバーバルブ(Puntius Schwanenfeldii)のようだ。
食べるため、というわけでもなく飼っていて、お客さんがたまにお金を払い餌をやっている。

夜中、鳥と大人が寝静まったころ、なんとなく若者(?)だけ船着場にマットを敷いて、星空の下、思い思いにしゃべっていた。タイ人の若者グループと、ドイツ人カップルと、わたしたち鳥見グループの若い3名、そして現地のガイドたち。こんな辺境の地だと、お互い全く話が通じなくても、なんとなく一緒にいられるところが不思議だ。南部の人たち同士の会話は方言が強くて、タイ人でもあまりよくわからないそうだ。
湖からの涼しい風が、泳いで濡れた髪を乾かしていく。

Fieldnote from Klong Ya

I came back to Japan! Thanks to many friends in Thailand, every single day was sanuk maak.


In Klong Ya, we watched birds mostly on the boat but occasionally we landed on the partly dried exposed bank of the lake, which will be under water during flood season.




Dollarbird(ブッポウソウ)



The flower of the tree, on which the Dollarbird perched: Lagerstroemia macrocarpa



Black-thighed Falconet(モモグロヒメハヤブサ)
ボートのエンジンを操る人が、鳥を見つけては、一所懸命わたしの望遠鏡をあわせてくれた。
Hen mai?(見える?)、Bin leeo(飛んでしまった)くらいの会話でも、けっこう楽しく過ごせる。



Grey-and-buff Woodpecker(カンムリコゲラ)
尾がずいぶん短い。頭が赤いのはオスだけ。