24 November 2016

野外鳥類学を楽しむ

昨年の年末年始に大変な思いをして描いた絵が本の表紙になって刷り上がってきた。上田恵介先生の退官を記念して作られた、上田研を出た21人の研究者の研究内容とその裏話をまとめた本だ。

何しろいただいたお題は、上田先生の周りにスズメ、ゴイサギ、メボソムシクイ、オオセッカ、アリスイ、ジュウイチ、ルリビタキ、シジュウカラ、モズ、キビタキ、オガサワラオオコウモリ、オオルリ、ヤブサメ、ツミ、コヨシキリ、ヨコジマテリカッコウ、カワセミ、クサトベラがいる本の表紙画。そして本のタイトルは"野外"なのだ。



『野外鳥類学を楽しむ』
上田恵介 編
2016年11月 海游舎 本体4,200円+税
わたしも実はまだ全部読み切れていないのだが、野鳥の生態とともに、野鳥研究者の生態も分かる本。一人の研究者が一章ずつ書いており、章ごとに雰囲気が違うのを、ふんわりまとめているところがまた、上田先生の「ええんちゃう」なんだなと感じる。

配本先まで把握していないのだが、海游舎に問い合わせるのがよいのだろうか。

I did a book cover illustration for the book to commemorate Prof. Keisuke Ueda's retirement. "Legend of Prof. Ueda, Sermon to the Birds."



背表紙は上田先生の鳥、セッカ。岡久雄二氏のキビタキ研究の章にも巣やキビタキの闘争シーンのイラストを使ってもらっています。

2 comments:

  1. Lovely work Ting. How nice that you were asked to do this.
    Colin

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    Replies
    1. Thanks!
      It was very difficult to put all of those birds!

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